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コラム

親知らず

スタッフコラム

2019.10.6

 

こんばんは

歯科衛生士の山崎です。

 

10月に入りハロウィンの季節が来ましたね♪

 

今回は、親知らずについてお話しします!

 

よく親知らずは抜いた方が良いのか??というご質問を沢山頂きます。

そもそも親知らずとは何なのでしょうか?

赤ん坊の歯の生え始めと違い、生えてくるのが多くの場合親元を離れる頃で(平均的には18歳~20歳頃)、親が歯の生え始めを知ることがないので「親知らず」という名前がついたと言われています。

 

昔、人間は木の実や生肉など硬いものが中心の食生活でした。そのため食べる際はよく噛む必要があり、顎の骨がよく発達し大きかったので親知らずが生えてくるスペースが十分にありました。歯は生きていくために不可欠であり、親知らずにも大きな意味があったと考えられます。

 

一方、現代の食生活は加工食品が中心で硬い物を咬むことが少なくなったため、顎は退化傾向にあり徐々に小さくなっています。すると、一番最後に生えてくる親知らずのスペースが足りなくなり、きちんと生えなくなるケースが増えてきました。

 

ではどのような場合、親知らずを抜いたほうがいいのか説明していきます。

①親知らずが虫歯や歯周病になっている

親知らずは歯ブラシが届きにくいので虫歯や歯周病が進みやすい歯です。
また、親知らずは奥まっているため虫歯治療がしにくく、治した後も虫歯のリスクがとても高いです。

②親知らずがうまく噛み合わず歯茎や頬の粘膜を傷つけている

噛み合う歯がなければ歯はどんどん伸びていき、向かいの歯茎や頬の粘膜を噛むようになり痛みを引き起こします。また、親知らず同士で咬み合っている場合、一方の親知らずを抜くと、もう一方の親知らずが伸び、結局その歯も抜くことになる場合もあります。

③前方の歯に悪影響がある場合

親知らずが半分埋まっている場合、前の歯との間に隙間ができ、食片がたまり虫歯になりやすくなります。
生え方によっては、前の歯を押してその歯が痛くなることもあります。また矯正治療を受けて歯並びがきれいになったのに、親知らずに押されて歯並びが乱れる恐れのある時も前もって抜歯します。

親知らずがまっすぐ生え、上下の歯が噛み合っている場合は抜く必要はありません。

 

親知らずが生えている方向によってその前方の歯や周囲に悪影響を与える場合があるので、まずは歯科検診を受けて診断を受けることが大切です♪

ぜひお待ちしております!

 

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